お盆が過ぎ、少しずつ夜が涼しくなってきましたね。とはいえ、日中はまだまだ暑さが厳しく、体温調整が難しい季節です。
特に就寝時の室温は、快眠のカギを握る重要なポイント。気温が高すぎても低すぎても、睡眠の質に大きく影響を与えてしまいます。

人が最もよく眠れる室温は、一般的に25~27度前後だと言われています。この時期、窓を開けて寝ると風が心地よい反面、明け方に気温が下がって体が冷えすぎてしまうこともあります。
一方で、冷房をつけっぱなしにすると冷えすぎてしまい、朝起きた時に体がだるく感じたり、喉を痛めたりする原因にもなります。

そこでおすすめなのが、タイマー機能付きのエアコンや温度センサー付きのサーキュレーターを活用すること。寝入りばなはしっかり冷やし、深夜から明け方にかけては徐々に室温が上がるように設定しておくと、身体への負担を軽減できます。

また、寝具の見直しもポイント。通気性の良いリネン素材のシーツや、吸湿性に優れたタオルケットなどを使うことで、暑い夜も快適に眠ることができます。最近では接触冷感の素材を使った枕カバーやマットも人気です。
「よく眠れた」と感じる朝は、一日が気持ちよく始まります。この時期の睡眠環境を整えることは、体調管理にも直結します。ぜひ今夜から、寝る時の気温にちょっと気を配ってみてくださいね。
